甲子園の春の選抜大会では毎年入場行進曲というのが話題になります。
18年は「今ありて」という曲が入場行進曲になっていたようです。
甲子園に限った話ではなく、野球の大会に入場行進は付き物です。
野球部であれば行進の練習をしたことがあるかと思います。
まあ、僕は気も楽だしそんなに嫌な思いはしていなかった記憶がありますが。
なんでこんなことをしなければいけないんだという思いだった人も多いかもしれませんね。
野球で入場行進が行われるようになった由来
入場行進の練習はともかく、本番は誰でも苦痛なものです。
参加校が多ければそれだけ時間も長くなりますからねー。
さらにクソ熱い中、お偉いさんの話も長いですからね。笑
貧血や熱中症で倒れる生徒が出るのも無理はありません・・・。
#夏の甲子園香川大会 開会式1
入場順で行進の様子をご紹介します。#寒川 #大手前高松 #高松南 #坂出 です。 pic.twitter.com/MLB1mR5WqW— 毎日新聞高松支局 (@takamatsu_mai) 2016年7月9日
入場行進というのは、その見た目からイメージできますが軍隊が作ったものです。
入場行進曲もかつては軍歌が使われていたようですね。
これは夏の甲子園の主催者でもある、朝日新聞社が「野球は教育的」というイメージを付けるために行ったとされているようです。
それと、これは意外な気もしますが、試合前と試合後に整列して挨拶をするのも同じ理由で作られたもののようです。
そういう理由なら、いまとなっては入場行進なんて暑い中にやらなくていいのにという気にもなりますけどね。
日本は1度決まったことを変えていくことが難しい国だからなー。
入場行進というのも一大イベントになっているので無くすというのは難しいにしても、もう少し体調に気を使った形になればいいのにと思わされますね。
甲子園大会が人気の理由
僕は高校野球にさほど興味はないのですが、それでも甲子園は日本で最大のスポーツイベントだと思っています。
甲子園を超える注目度なんて、それこそオリンピックとかサッカーのワールドカップぐらいのものでしょう。
なんで高校野球の注目度が高いのかと言えば、マスコミが人気をあおってくれるからですけど。笑
まあ、それを言えば身も蓋もないですからね・・・。
それは置いておいて、地域性というのが重要なポイントだと思います。
野球に興味のないお姉さんだって、地元でどこの高校が強いのかぐらいは知っています。
先ほど、阪神甲子園球場で第99回全国高等学校野球選手権大会の開会式が行われました!現在は第一試合 波佐見(長崎)VS彦根東(滋賀)が始まっています。ちなみに、野球中継はネットでも観ることができますよ。https://t.co/WW9MBu0qUQ #甲子園開幕 #夏の甲子園 pic.twitter.com/mUSiIRlQ9l
— 阪神電車【公式】(阪神電気鉄道) (@hanshin_pr) 2017年8月8日
都道府県を代表する選手が集まるスポーツの大会で注目されるものって意外なほどないですからね。
それこそ高校野球に近いところでインターハイや国体。
あとは都道府県対抗駅伝とか。
テレビで全国放送される大会はあっても、注目度では甲子園にずっと及びません。
阪神甲子園球場では今日から第100回全国高校野球選手権記念大会が行われます。今日は開会式で、朝からたくさんのお客様にご来場頂いております!皆さま、ご観戦の際は水分をこまめに取り、熱中症にお気をつけの上、高校球児に熱い声援をお届けください。#甲子園 #高校野球 pic.twitter.com/Rh0CUZdyYP
— 【公式】阪神甲子園球場 (@enjoy_koshien) 2018年8月5日
まあ、甲子園は甲子園で球児の健康面をはじめとして問題点もあるんですけどね。
それにしたって注目度が高いからこそでしょうし。
正直、ルールを変えるのは現実的ではない気がするので、それ以外のところでケアできるようになればいいのですが・・・。