レッドソックスやカブスのエースとして活躍するジョン・レスター。
08年には球団史上18人目のノーヒッターを達成しています。
レスターはMLBデビュー後に癌が発覚。
見事癌に打ち勝ち復帰したシーズンでのノーヒッターということで感動を生みました。
過去にはオリックスに同名の投手がいましたね。
来日したのは右腕ですが、彼は左腕です。
ジョン・レスターの投球
06年にレッドソックスでデビューしたレスター。
順調に勝ち星を積み上げるなか、07年途中に癌(悪性リンパ腫)の治療で戦列を離れます。
初のフルシーズン登板となった08年には16勝をあげるなどエース格に成長しています。
キャリアハイの15奪三振。
13年のCS第1戦で6回1/3を1失点。
WS初戦では7回2/3を無失点。
世界一に貢献しています。
14年シーズン途中にアスレチックスへ移籍。
初登板で勝利投手に。
完封勝利。
ちなみにヨエニス・セスペデスらとの交換という、珍しい主力同士のトレードでした。
14年オフにFAでカブスに移籍。
3失点完投勝利。
8回2失点14奪三振。
16年のCS第5戦で7回1失点。
WS第5戦で6回2失点。
さらに第7戦でもリリーフで3イニングを投げています!
見事世界一に貢献していますね。
Not as exciting holding this anymore! pic.twitter.com/WasRC9w7K0
— Jon Lester (@JLester34) 2016年11月4日
ジョン・レスターの守備や牽制
レスターと言えば牽制が苦手なことで知られます。
ビリー・ハミルトンに3盗塁を決められています。
逆を突いたのに大暴投。笑
しかしサードでアウトになっています。
こちらはライアン・ブラウンが立て続けに走るも、サードでは落ち着いてアウトに。
こちらは完全にスタート失敗で牽制アウト。
まあ、投げる前にスタートするぐらいじゃないとプロレベルだと間に合わないと言われますからね。
ピッチャー返しの打球を好捕。
ボールがグラブに挟まりグラブと一緒にトス。
グラブフリップで見事なリカバリーです。
ジョン・レスターの打撃
レスターと言えば66打数無安打のMLB記録を持っていることで知られます。
MLB初ヒットはカブス移籍初年度の7月。
打撃が苦手なイメージもあるけど、打席に慣れた現在では投手として平均の打力はありますね。
17年にはMLB初ホームラン。
18年にもホームランを打っています。
16年には延長12回に代打スクイズを決めています。
これはよく決めましたね!
ジョン・レスターのツイッター投稿
Red carpet ready! #ASG2018 pic.twitter.com/vu8qpHI9Ry
— Jon Lester (@JLester34) 2018年7月17日
息子さん2人と娘さんが1人いるレスターです。
How about these all-stars? @TeamUehara #ASG #HRDerby pic.twitter.com/QF91Zl8ASC
— Jon Lester (@JLester34) 2014年7月15日
こちらは上原浩治投手の息子さんのようですね。
Wow RT @Soxwschamps: @ARizzo44 @JLester34 pic.twitter.com/Wdfvymf8LW
— Jon Lester (@JLester34) 2016年7月12日
カブスの主砲アンソニー・リゾとはレッドソックス時代のチームメイト。
まあ、リゾは当時マイナーリーガーですけど、彼も悪性リンパ腫を克服しているんですよね。
自身の境遇もあり癌の支援も熱心に行っているレスターです。
いずれはロベルト・クレメンテ賞も受賞するでしょうね。
18年は18勝をあげ、34歳にして自身初の主要タイトルとなる最多勝の活躍です。
いわゆる隔年投手の気がある投手ですが、息の長い活躍を期待したいですね!