22年は巨人でプレーしたチアゴ・ビエイラがブルワーズとマイナー契約を結びました。
21年にインパクトのある活躍をした投手ですが、日本球界と再契約することはありませんでしたね。
Brewers, Thyago Vieira Agree To Minor League Deal https://t.co/AaC1Un3kor pic.twitter.com/KFXu2JSuJy
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) January 12, 2023
・ビエイラの課題
ビエイラの課題は言うまでもなくコントロールになります。
彼がメジャーリーグに定着できなかったのも制球難が原因です。
ちなみに来日前の19年、AAAで47.1イニングを投げて与四球率は4.2です。
マイナーリーグの通算与四球率は4.6、MLBで4.9。
さらにコントールが悪いだけでなく死球も多い。
巨人のクローザーとして活躍した21年も、なんだかんだ与四球率4.2と高い数字・・・。
22年に至っては7.1イニングを投げて与四球率9.8という壊滅的な数字ですからね。
二軍では20イニングを投げて3.2と良い数字を残してはいますが。
日本でプレーして、制球難が改善したと言えるのかは微妙なところです。
Thyago Vieira's Last Warmup Pitch. 😂💀 Been up to 104mph. [H/T @TReklaitis ] pic.twitter.com/taUuYFizJu
— Rob Friedman (@PitchingNinja) August 15, 2017
・日本球界復帰の可能性は?
ブルワーズとしては制球難を改善させ、ブルペンスタッフとして活躍してもらいたいところでしょう。
でも制球難が改善されないようではマイナー暮らしになるわけで。
マイナー暮らしなら日本の球団が獲得するチャンスはあるけど、その場合は制球難のままですから獲得する可能性は低そう。
シーズンオフの段階で日本の球団が獲得しなかったということは、シーズン途中の獲得の可能性も低そうですね。
巨人との再契約を含めて日本でまだチャンスがあってもおかしくなさそうな投手ですけどね。
それがなかったということは制球難以外にも、なにか問題があった可能性もありそうです。