90年代から00年代まで長く活躍した強打者のゲイリー・シェフィールド。
打撃フォームがとても印象的な打者ですね!
大打者でありながら球団との衝突を繰り返し、移籍が多い選手でした。
まあしかし、どこへ行っても活躍したのはさすがで口だけの男ではありません。
5球団でのオールスター出場というのはMLB記録でもあるようです。
ちなみに04年にはヤンキースの開幕シリーズで来日も経験していますね。
インパクトある打撃フォームなので、覚えやすい選手です。
リリーフ投手のデリン・ベタンセスが、シェフィールドを意識しているという打撃フォームでチームメイトに笑われたこともありましたね。
ゲイリー・シェフィールドの打撃
88年に19歳の若さでブルワーズでデビュー。
こちらがMLB初ホームラン。
当時はバットを揺らす独特の打撃フォームじゃないし、言われないと誰かわからないですね。
MLBでは早期デビューは大成しないと言うジンクスがありますが、23歳のシーズンにパドレスへ移籍するとブレイクしています。
その後もMLBトップクラスの打者として結果を残し大成しました。
移籍初年度は3割30本100打点、打率.330で首位打者にもなっていますね。
93年に新球団マーリンズへ移籍。
マーリンズ球団初のオールスター選手に。
そしてその舞台でホームランを打っています。
96年にキャリア初の40号ホームラン。
97年にはマーリンズ球団史上初の世界一にも貢献しています。
04年ヤンキース時代の通算400号。
09年にメッツで通算500号を達成しています。
史上初めて代打で500号を達成した打者だったようですね。
同年引退していますが、出塁率は.372と最後まで十分な打力を誇っています。
ゲイリー・シェフィールドの守備
主にライトを守っているシェフィールドです。
元々は内野手で、92年にはサードの選手としてシルバースラッガー賞を受賞しています。
サードでのベアハンドプレー。
93年からは外野手へコンバートされていますね。
こちらは97年のワールドシリーズで素晴らしいキャッチ。
こちらも97年WSでの好プレー。
打者は同じくジム・トーミーです。
こちらは後にチームメイトとなるA・ロッドのファールフライをナイスキャッチです。
05年のディビジョンシリーズではバッバ・クロスビーと衝突。
クロスビーは大舞台の場面で、しかもシェフィールドとぶつかってしまうとは冷や汗をかいたでしょうね。笑
ゲイリー・シェフィールドが乱闘
ドワイト・グッデンを叔父に持つことで知られるシェフィールドです。
グッデンはシェフィールドがデビューした頃もバリバリのメジャーリーガーです。
しかし当時からドラッグで身を滅ぼしてキャリアが停滞しています。
シェフィールドはドラッグ漬けになるようなことはありませんでしたが、気難しい性格でトラブルメーカーではありました。
こちらは現役晩年の08年終盤にファウスト・カーモナとの乱闘劇。
故意死球(おそらく)でのピリピリムードの中、牽制を投げてきたカモーナに激怒。
マウンドを降りてきたので挑発的に受け取ったのかもしれませんね。
そりゃあ、若手投手にやられたらムカつくのはわかりますけどね・・・。
この乱闘で出場停止処分を受けることになりました。
通算499本塁打に終わったので、この出場停止も痛かったかもしれません。
(翌年に叔父がプレーしたメッツで500号を達成)
ゲイリー・シェフィールドのインスタ画像まとめ
それではシェフィールドのインスタ投稿をピックアップ。
赤いドレスの女性が奥さんです。
子沢山のシェフィールド。
4人は前妻との間に出来たお子さんだそうです。
奥さんは子供の頃からプロの歌手として活動しているようですね。
ゴスペルの大手レーベルと契約した史上最年少歌手だったようで。
2人は98年に知り合ったということで。
シェフィールドもすでにスター選手ですね。
こちらはグッデンと。
ペドロ・マルティネス。
ノマー・ガルシアパーラとNESPの人。
デレク・ジーター。
通算509本塁打、253盗塁と足もあったシェフィールドです。
38歳にして20-20も達成しています。
ステロイドスキャンダルもあって殿堂入りは絶望的ですが、球史に残る大打者の1人ではあります。