ショート御三家の一角として活躍したノマー・ガルシアパーラ。
ボストン史上最大の人気を誇ったスポーツ選手と言われるぐらいのスーパースターです。
その一方でマスコミとの付き合い方が悪く、レッドソックス晩年は印象の悪いものに。
まあ、そこらへんは記者の方にも問題はあるわけですけど。
03年オフにはA・ロッドをトレードで獲得＆ノマーのトレード放出寸前まで行き、球団との溝も出来ました。
怪我に関しても仮病や、やる気のなさを疑われるなど、トレード放出も仕方なしとなってしまいましたね。
04年途中のノマー放出以降レッドソックスは快進撃を続け、ワールドシリーズ制覇を成し遂げています。
こちらは騒がしいペドロ・マルティネスを柱に縛るノマーです。
大物2人ということもあり、伝説的なイタズラとなっています。
守備も悪くなかったようですが、公式に動画はありませんね。
ノマー・ガルシアパーラのハイライト
96年にレッドソックスでデビューしたノマー。
97年は200本安打を打つなど、打率.306 30本塁打 98打点で満票で新人を受賞。
さらには30試合連続安打を記録しています。
これは新人王資格を持つ選手としては史上最長です。
ヤンキース戦での2本塁打。
リプレイを見ているかのような一発ですな。
2本のグランドスラムを含む10打点の活躍。
29歳の誕生日に1試合3本塁打。
03年のCSで三塁打。
松井さんの大暴投で得点しています。
04年シーズン途中にカブスへトレード移籍。
08年ドジャース時代のサヨナラホームラン。
こちらは9回4点ビハインドを4打者連続ホームランで追いつき、延長戦でノマーが逆転サヨナラ弾を打った試合です。
優勝争いをしている重要な試合だったので余計に盛り上がっていますね。
この試合は1点ビハインドから斎藤隆さんが打たれて4点ビハインドになったのですが、ベンチで斎藤さんを慰めてくれたのがノマーだったそうです。
で、そのノマーが逆転サヨナラホームランを打つというかっこいい展開。
斎藤さんも最も印象的な試合だと振り返られていますね。
ノマー・ガルシアパーラの奥さん
ガルシアパーラの奥さんは女子サッカー界のスーパースターであるミア・ハムです。
澤さんが受賞したFIFA最優秀選手賞の初代受賞者で、すでに全盛期は過ぎていたようですけど2年連続受賞もしています。
ノマーもサッカーをやっていたようで、従兄弟はメキシコのプロ選手だそうです。
（ご両親はメキシコ人）
息子さんもいるようなので、アスリートとしての才能が気になるところですね！
奥さんは最強クラスのアスリートですが、体が特別大きなわけではないからなー。
お母さんの体格というのは重要な要素だと言われていますが、どうなるか。
12年に生まれたってあるから、まだ子供だしわかんないですね。
ノマーは比較対象だったデレク・ジーターやアレックス・ロドリゲスのように長期大型契約を結んだわけではないんですよね。
だから金銭的には彼らほど恵まれたキャリアではありません。
まあ、それでも普通に大金を稼いでいるわけですけど・・・。
故障もあり30代からは成績が低下したのも残念なところです。
いまでもボストンでは人気の選手ですけど、不遇のキャリアを送った感のあるスーパースターですね。
