カージナルスの大エースとして活躍したボブ・ギブソン。
キャリアの前半はサンディ・コーファックス、後半はトム・シーバーの全盛期で主要タイトルは各1度だけ。
それでもワールドシリーズMVP2度という大舞台に強い実績があるので、強烈なインパクトを残している投手です。
On this day, Bob Gibson threw his 24th CG of the 1968 season. In a masterful performance, Gibby held the Reds to 4 hits over 10 shutout innings! It was Bob’s third win of the year by a score of 1-0 as he improved to 20-6 with a 0.99 ERA over 262.2 IP (29 starts). #CompleteGamer pic.twitter.com/C99WNyhhfF
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年9月2日
気の強い投手でブラッシュボールもガンガン投げたことから、ヘッドハンターの異名が付いた投手です。
この内角攻めも彼の決め球であるスライダーを有効にさせたようです。
ボブ・ギブソンのハイライト
59年にカージナルスでデビューしたギブソン。
61年にローテ投手として13勝をあげブレイクのきっかけをつかんでいます。
64年にはワードシリーズ第7戦で5失点ながら完投勝利で世界一に貢献。
3先発で2勝をあげ、シリーズMVPを受賞しています。
67年も第7戦で完投勝利をあげ世界一に貢献。
3戦3勝の活躍でこのシリーズのギブソンは伝説的な活躍を見せています。
第7戦は自らホームランも打っているようですね。
レギュラーシーズン通算打率も2割を超え、24本塁打を打つなど打てる投手だったようです。
翌68年のワールドシリーズ初戦ではシリーズ記録の17奪三振。
第4戦でも自らホームランを打ちながら完投勝利。
シリーズには敗戦してしまいましたが、自身は強烈なインパクトを残しています。
71年にはノーヒッターも達成していますね。
On this date, Bob Gibson threw his 20th complete game of the 1968 season, holding the Cubs to just one run in a 3-1 #STLCards victory at Wrigley Field. Over his last 15 starts dating back to June 2nd, Gibson was 14-0 with a 0.72 ERA and 9 shutouts. #CompleteGamer pic.twitter.com/6tTIb36D2d
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年8月14日
68年には22勝9敗 防御率1.12 304.2イニングで268奪三振。
28完投13完封 WHIP0.85と、投高のシーズンとはいえ、とんでもないシーズンを送っています。
On this date, Bob Gibson threw his second complete game of the 1968 season. Gibson gave up just 7 hits and 1 ER to the Roberto Clemente-led Pittsburgh Pirates. The Cardinals would score just enough to get the win, 2-1, giving Gibby his first win of the season. #CompleteGamer pic.twitter.com/KLA18pKgiz
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2018年4月26日
通算251勝でゴールドグラブ賞9度と守備も良い投手だったようですね。
背番号45はカージナルスの永久欠番で、名門カージナルスにおいて球団最大の投手として名を残しています。